Trae Builderって何?
Trae Builderモードを使えば、プロジェクトを一から完成まで開発できますよ。あなたの開発プロセスに簡単に組み込めます。
Builderモードでは、AIアシスタントがあなたの要望に応じて、いろんなツールを使って対応してくれます。コードファイルの分析、編集、コマンドの実行など、より正確で効果的な対応が可能です。
Builderモードはどう動くの?
Builderモードでは、AIアシスタントが現在のプロジェクトファイルの内容を自動的に読み取って、タスクを小さなステップに分解し、一つずつ実行していきます:
- 関連するコンテキストの抽出
- ファイルの作成や修正
- コマンドの生成と実行
- コマンド実行状態の分析
Builderモードの使い方
- Command + Uでサイドチャットを開いて
- AIチャットの左上にあるBuilderをクリックすれば、Builderモードが開始されます
Builderモードの機能を見てみよう
Builderモードには、プロジェクトを0から1まで効率よく開発するための便利な機能がたくさんありますよ。
コンテキストの追加
AIアシスタントは、現在のプロジェクトのコンテキスト(コード、ファイル、フォルダーなど)を理解できるので、より正確に開発要件を実現できます。詳しくは「コンテキスト」の部分を見てください。
マルチモーダル入力
チャットに画像を追加できます。エラーのスクリーンショット、デザインの下書き、参考スタイルなど、あなたの要望をより正確に、効率的に伝えられます。詳しくは「マルチモーダル入力」の部分を見てください。
コード変更の生成と処理
あなたの要望に応じて、AIアシスタントが自動的にコード変更を生成します。新しいファイルの作成や既存ファイルの編集ができます。
コード変更をプレビューできるように、TraeはAIアシスタントが生成したコード変更を自動保存します。変更を拒否すると、これらの変更はディスクから削除されます。
コード変更は以下のように受け入れたり拒否したりできます:
複数ファイルの全変更を処理:入力欄の上のファイルリストで「すべて受け入れ」か「すべて拒否」ボタンをクリックすると、現在のプロジェクトの全変更をまとめて処理できます
1つのファイルの全変更を処理:エディターでファイルを開いて、上部の通知バーで受け入れ(Command + Enter)か拒否(Command + Backspace)ボタンをクリックすると、そのファイルの全変更をまとめて処理できます
個別の変更を処理:エディターで特定の変更の右上にある^Yか^Nボタンをクリックすると、その変更だけを処理できます
コマンドの生成と実行
あなたの要望に応じて、AIアシスタントが必要なシェルコマンドを提案します。コマンドを実行するかスキップするかを選べて、AIアシスタントはあなたの操作に応じて次のタスクを続けます。
実行をクリックすると、コマンドはTraeのターミナルで実行されます。実行が終わると、AIアシスタントが自動的に結果を読み取って分析します。問題が発生した場合は、原因を分析して解決策を提案してくれます。
コマンドが成功したら、コマンドカードの右上にあるターミナルボタンをクリックして、実行ログを確認できます。
結果のプレビュー
AIアシスタントがあなたの要望を完了すると、プレビューボタンが表示されます。このボタンをクリックすると、Traeで結果を表示するWebviewウィンドウが開きます。
プレビュー中に、AIアシスタントとやり取りして要望を変更すると、結果はWebviewウィンドウでリアルタイムに更新されます。
Webviewウィンドウの右上にある「ブラウザで開く」ボタンをクリックすると、ブラウザで結果をプレビューできます。
以前のバージョンに戻す
プロジェクトを特定のチャット以前のバージョンに戻せます:
- 戻した後は元に戻せません
- 最新のBuilderウィンドウのプロジェクトだけが対象です
- 最近10回のチャットまでのバージョンにしか戻せません
戻し方:
- 目的のチャットを見つけて
- 左側の戻すボタンをクリック
- 影響を受けるファイルのダイアログが表示されます
- ファイル名をクリックすると、エディターで変更をプレビューできます
- 影響を確認して、問題なければ確認をクリック
- AIアシスタントが戻す作業を始めます
チャット履歴の管理
Builderウィンドウの右上にある「履歴を表示」ボタンをクリックすると、左側に履歴パネルが表示され、チャットモードとBuilderモードのすべての履歴が表示されます。
特定の履歴を見たい場合は、その項目をクリックすれば、その部分にジャンプできます。
履歴を削除したい場合は、削除したい項目にマウスを合わせて、右側の削除ボタンをクリックしてください。ただし、削除した履歴は復元できないので注意してくださいね。