Traeのコンテキストって何?
Traeでは、コンテキスト(文脈)を使ってAIアシスタントにコードやファイル、フォルダー、ワークスペースなどの情報を提供できます。関連するコンテキストを提供することで、より正確で役立つ回答が得られますよ。Traeでのコンテキストの使い方を見ていきましょう:
方法1:エディターの内容を参照する
エディターでファイルを開いているとき、AIアシスタントは自動的にその内容を見ることができます。特定の部分を参照したい場合は:
- 参照したいコードを選択して
- 浮き出るメニューの「チャットに追加」をクリックすると、コンテキストとして追加されます
- サイドチャットの入力欄に、ファイル名と行番号付きでコンテキストが表示されます
- 同じファイルや他のファイルから、もっとコンテキストを追加することもできます
- 質問を入力してAIアシスタントに送信してください
方法2:ターミナルの出力を参照する
ターミナルの出力(エラーメッセージなど)について質問したい場合:
- ターミナルの出力部分をクリックして
- 選択した部分の右上にある「チャットに追加」をクリック
- 選択した出力がサイドチャットにコンテキストとして表示されます
- 他のソースからもコンテキストを追加できます
- 質問を入力して送信してください
方法3:#記号でコンテキストを追加する
サイドチャットで#記号を使うと、いろんな種類のコンテキストを追加できます:
#Code(コード)
- 特定の関数やクラスをコンテキストとして追加できます
- 対応する言語サーバープロトコル(LSP)のインストールが必要です
- 選択する前にコードをプレビューできます
- キーワードで検索もできます
#File(ファイル)
- ファイル全体を参照できます
- 最近開いたファイルがデフォルトで表示されます
- ファイルパスをプレビューできます
- ファイル名やキーワードで検索できます
#Folder(フォルダー)
- フォルダー内のすべての内容を参照できます
- 現在のファイルに関連するフォルダーが表示されます
- フォルダーパスをプレビューできます
- 完全なコードインデックスが必要です
#Workspace(ワークスペース)
- ワークスペース全体を参照できます
- チャットモードでのみ使えます
- 関連する内容を自動で探してくれます
- 完全なコードインデックスが必要です
- 新しいプロジェクトを理解するのに役立ちます
注意:#Folderと#Workspaceの機能を最大限活用するには、プロジェクトのコードインデックスが完全に作成されている必要がありますよ。コードインデックスは「AI設定」で管理できます。